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USEFUL COLUMN

お薬についての役立つ情報を
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残暑でも水分補給を忘れずに🧴

こんにちは。ユーアイ薬局新大久保店です。

八月も終わりですが大変暑い日が続いていますね、いかがお過ごしでしょうか。

この時期はニュースなどで熱中症について耳にする機会も多いですよね。
水分補給はこまめにできていますか?
今回は7月のコラムでも少しだけ掲載していた水分補給について、
詳しくお伝えしていきたいと思います。
⇒⇒前回コラム「お薬と水分補給のお話」
熱中症予防のために室内でも水分は意識的に摂っていただきたいのですが
実は「何を飲むか」も重要です!

みなさんはどんなときにどんな飲み物を選びますか?


   水分補給のための飲料としては、主に以下のものが挙げられます。

①水、お茶(カフェインを含まないもの)
 :快適な温度の室内で安静にしているとき

②スポーツドリンク
 :運動や屋外での作業中など汗をかくとき

③経口補水液
 :脱水症状が出ているまたは脱水状態になりそうなとき

夏といえばスポーツドリンクという印象が強いですよね。

暑い季節の外出時や運動時などはお水を飲むだけでは体内の電解質のバランスが整わないので、熱中症対策に非常におすすめです! しかしスポーツドリンクは、汗をかいて体内から出て行ってしまった塩分を補給する役割を担っており、塩分の吸収をより速くするために糖分も含まれています。つまり体を動かさず涼しい部屋で過ごす方が日常的に飲むと、塩分や糖分を必要以上に摂ってしまうことになります。
血圧や血糖値が高めの方は特にご注意ください!

せっかくお食事に気を遣っていても、飲み物の選択で数値が下がらないのでは残念ですよね。状況に合わせて適切な飲料を選んでいきましょう。 また、経口補水液は主に脱水症の方が飲むもので、スポーツドリンクよりも塩分が多く糖分が少ない組成になっています。
こちらは「健康な方が普段の水分補給として飲用するものではない」と経口補水液のOS-1を販売しているメーカーさんのサイトにも明記されているように、あくまでも体の不調(頭痛・めまい・吐き気・倦怠感といった熱中症が疑われる症状の他に、下痢嘔吐および発熱時など)がある場合に飲んでいただきたいものです。
さらに経口補水液にはカリウムも多く含まれています。脱水の状態にもよりますが、腎機能の低下などでカリウム制限をしている方はお飲みになる前に医師や薬剤師といった専門家にご相談いただけると安心して飲用できるかと思います。

なお、スポーツドリンクに関しては、体を動かすとき以外にも入浴前後や起床時(寝ている間に汗をかいているため)などにも推奨されているので、そういったタイミングで上手に活用していただければと思います。

ここまで水分補給として適切なものについてお伝えしてきましたが、反対になるべく避けていただきたい飲み物もご紹介します。

①ジュース
 :糖分が多く含まれるため、水分の吸収を遅くしてしまう

②カフェインを多く含む飲料(コーヒー、紅茶、緑茶など)
 :利尿作用があり、補給した水分が短時間で体外に出ていってしまう

③お酒
 :カフェイン同様、アルコールにも利尿作用がある

緑茶などのお茶類に関しては、喉の渇きは落ち着きますし、まったく水分補給にならないわけではありませんが、どうしても体の外に水分を出す方向の働きがあるため、お水の代わりに飲むには適切とは言えません。上記のものは主に適量を嗜好品として楽しんでいただき、夏場は特に水分補給とは分けて考えると良いでしょう。

少し長くなってしまいましたが、何か一つでも参考にしていただければ幸いです。
まだまだ暑い日が続きますので、活動するときは無理をせずお体に気を付けてお過ごしください!

新大久保店 石塚

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