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USEFUL COLUMN

お薬についての役立つ情報を
紹介しています。

便は体からの“お便り”

今年も残りあと少し。
エルニーニョの影響により今年は暖冬と言われていましたが、本格的な寒さとなってきましたね🤧

冬になると便秘になりやすいという方はいらっしゃいませんか?
その原因は、水分不足と体温の低下にあるとされています。

寒い季節になるとおしっこの間隔が短くなり、必然的に水分が排泄されてしまったり空気が乾燥しているため、知らず知らずのうちに大量の水分が気化熱により奪われてしまいます。

便秘には大きく分けて2種類、直腸性便秘と弛緩性便秘があります。詳しくはこちら

新大久保店の前にある山手メディカルセンターは肛門科が有名なため、便秘に悩む患者様が多くいらっしゃいます😣
投薬口でよく耳にすることが、どの下剤が強いのか?続けて飲まない方が良いのか?というご相談です。

ここでは処方薬よりも身近な市販薬を種類別にお話しします☝️

①塩類下剤 腸管内容を軟化し、腸管を刺激する。習慣性が少なく長期間服用可能。スラーリア便秘薬・ミルマグ内服液 など。

②膨張性下剤 多量の水分を含み膨張し、排便を促す。弛緩性便秘に有効で習慣性はなく作用が緩徐。高齢者、痔疾患患者にも使用できる。ウィズワン・コーラックファイバーなど。

③(大腸)刺激性下剤 大腸を刺激して蠕動運動を亢進させる。慢性便秘よりも急性便秘に有用で適正に使用することが望まれる。スルーラックS・コーラックソフト・ビオフェルミン便秘薬など。

薬局にはお通じ手帳というものを無料で配布しております。お通じのあった時刻や便の形や回数などを記録できるようになっており、毎日の体調を把握することができます📝

受診時に持っていき、先生とお話しするときにも活用できます。

食事や運動と並行しお薬を上手に使っていくことで、毎日快便ライフ✨を続けていきたいものですね☺️

新大久保店 齊藤

【出典】今日の治療薬2017(南江堂)

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