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牛乳の成分効果

牛乳の成分

牛乳がカルシウムやたんぱく質が豊富な食品であることは有名ですが、それ以外にも大変栄養豊富な食品です。そのまま飲める手軽さや、料理にも使いやすく摂取しやすい為、成長期のお子様だけでなく、しっかりとたんぱく質摂取を考えている健康意識の高い方、美しくダイエットをしたい方、最近話題のロコモシンドロームや骨粗鬆症予防など、あらゆる方々に牛乳は効果的です。

たんぱく質、脂質、炭水化物のことを、3大栄養素といいますが牛乳はその三大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物)だけでなく、体の調子を整えるビタミン、ミネラル(カルシウム、リン、カリウム等)がバランスよく含まれており栄養価の高い食品です。
また、私たちのカラダはたくさんのたんぱく質からつくられていますが、そのたんぱく質を構成するのはわずか20種類のアミノ酸なのです。この20種類のアミノ酸のうちの8種類、ロイシン、イソロイシン、バリン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファンは人が体内で合成することができないので、食品から摂取する必要があります。牛乳のたんぱく質には、この人が体内で作ることのできない8種類の必須アミノ酸が含まれ、その中でも特に、リジンが豊富に含まれています。
リジンは髪の毛の健康や肝臓の機能を高める効果もある必須アミノ酸です。
※疾患により牛乳アレルギー、たんぱく質摂取を控える指示の方は、ご注意ください。

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【用語】必須アミノ酸

人が体内で合成できないアミノ酸のこと。
ロイシン、イソロイシン、バリン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファンの8種類です。幼児の場合はこれにヒスチジンを加えた9種類が必須アミノ酸と呼ばれます。

牛乳100mL中の成分

エネルギー  67 Kcal
水分    87.4 g
たんぱく質 3.3   g
脂質    3.8   g
炭水化物  4.8   g
灰 分   0.7   g
カルシウム 110 mg
リン     93  mg
ナトリウム  41  mg
カリウム  150 mg
ビタミンA   39  μg
ビタミンB1 0.04 mg
ビタミンB2 0.15 mg
(五訂日本食品標準成分表より)

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