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骨粗鬆症(こつそしょうしょう)

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骨粗鬆症とは

骨粗鬆症という言葉を聞いたことがありますか?
簡単に表現すると、骨がすかすかになって、骨折しやすくなる病気です。国内の患者数は約1300万人を超えて、50歳以上の女性では3分の1の割合で、その内、実際に治療を受けている患者さんはまだまだ2割程度と言われています。

骨粗鬆症ってどんな病気?

骨粗鬆症は、本来、骨がもろくなり骨折しやすくなる病気です。ぎっしりつまっている骨がスカスカになって、ダイコンに「す」が入った状態のイメージです。骨密度が若い年代の70%以下に下がると骨粗鬆症と診断されます。骨量が減少すると、重いものを持ったりしなくても、咳をしただけでも、脊椎がつぶれて変形することがあります。これを圧迫骨折といいます。年をとって背が低くなる理由は、この脊椎の変形が関係しています。骨を鉄筋コンクリートに例えると、コンクリートの部分が骨密度;ミネラル(カルシウムやマグネシウム、リン等)、鉄筋の部分が骨質;コラーゲンに当たります。骨の強さには、骨密度と骨質の両方が関係します。年齢が高くなること以外にも、病気によって骨粗鬆症がひきおこされる事もあります。たとえば、甲状腺機能亢進症やリウマチ、糖尿病、ステロイド剤長期服用等です。

加齢と骨密度の関係

体の中で、絶えず、古い骨は壊されて、新しい骨が作られています。骨を壊す働きの細胞が、骨の成分を吸収して、骨の中のカルシウムを血中に移動させます。また、骨を作る働きの細胞はその反対で、血中のカルシウムを骨に移動させて骨を作ります。壊して作るまで、1 サイクルは約5か月~7か月と考えられており、1年間に20~30%の骨が入れ替わります。成長期は骨を作る方が盛んで、20才くらいが一生のうちで最大骨量となります。老年期は骨を壊す方が盛んになり、骨密度が低下します。女性は閉経後に女性ホルモンが減少する為に、骨密度が急激に下がります。男性でも、70才ごろから骨粗鬆症の危険水位と言われています。また、背骨の圧迫骨折、さらに骨密度が低下すると、大腿部(足の付け根)の骨折が起こりやすくなります。

どんな症状なの?

症状としては、腰や背中の痛み・背中が丸くなる・腹部の圧迫感・背丈が縮む、そして骨折です。

骨折しやすい部位は、脊椎(背骨)、大腿骨近位部(足の付け根)、上腕骨近位部(腕の付け根)、橈骨遠位部(手首)です。足の付け根の骨折は年間約20万件も発生しています。比較的若い方は転んだ時、まだとっさに手が出るので、手首の骨折が多いのですが、お年を取ると、立ったまま転んで足の付け根を折ることが多くなることが原因です。

予防が大切!

介護が必要となる原因は、1位が脳卒中などの脳血管障害、2位が認知症、3位が高齢による衰弱、4位が転倒・骨折です。一度骨折すると、また転倒するのではないかという不安などから、家に閉じこもりがちになって運動機能がさらに衰えてしまいます。また、完治までの期間も長くなり、そのまま寝たきりになる可能性も高くなるため、予防はとても大切なのです。

*成長期の予防:骨量を増やす
一生のうちで、18歳くらいまでが骨が形成される期間です。この時期に骨をたくさん作っておくことがとても重要です。

*青壮年期の予防:最大骨量の維持
もっとも骨量の多い時期で、維持するためには、栄養・運動・外出(日光にあたる)が必要です。

*中高年期の予防:急激な骨量減少を抑える
骨量が急激に減少している人は、薬物療法で予防します。

*高齢期の予防:転倒防止、骨折予防
高齢期に最も問題になるのは、転倒による骨折です。転ばないように、生活環境の整備(自宅のバリアフリー化)や杖の使用、歩行訓練なども有効です。

また、足の付け根の骨折は、実は52,7%が自宅で起きています。階段や玄関などの段差よりも、寝室や居間での転倒が多くなっています。布団やじゅうたんのへり、電気器具のコードや衣類といったものにつまずかないよう、十分注意してください。階段や廊下、トイレ、浴室などには手すりを付け、暗い場所には照明をつけるのも有効です。

骨粗鬆症の検査

骨密度は、X線や超音波を使って骨の中に詰まっているカルシウムやマグネシウム等のミネラルの量を測定します。現時点で最も精度の高い骨密度測定法はDEXA法(デキサ法)です。誤差が少なく、測定時間が短く、放射線の被爆量も少ないという利点があります。DEXA法は、骨密度測定の標準方法として重視され、骨粗鬆症の精密検査や、骨粗鬆症の治療効果の経過観察、また骨折の危険性予測に有用です。検査方法は、足の付け根の骨(股関節)または腰の骨(腰椎)の撮影をするだけの簡単なもので5~10分程度で終わります。また、血液や尿で、骨代謝マーカーを調べることによって骨の検査をすることもできます。

治療薬

骨粗鬆症の薬の作用には、大きく分けて3種類あります。骨吸収を抑える作用のあるビスホスホネート剤は、飲み方は通常の薬とは違い、1週間に1回または1か月に1回服用、起床後すぐ、コップ1杯での服用、服用後は1時間以上食事はしない、など守っていただく項目も多くありますが、とても効果の高いお薬です。また、歯の治療をするときには、服用を中止すべき薬剤もありますので、歯科での治療を開始する場合には、かかりつけの調剤薬局や歯科でご相談ください。

薬の種類 薬のはたらき
骨吸収と骨形成のバランスを整える薬 カルシウム製剤 食事で足りないカルシウムを補充します。
活性型ビタミンD3製剤 体内へのカルシウム吸収を助けます。
骨を作る細胞を活性化します。
骨折を予防する効果があります。
骨吸収を抑える薬 ビスホスホネート 骨吸収を抑えて骨量を増やします。
骨折を予防する効果があります。
SERM(サーム)
女性ホルモン 低下した女性ホルモンを補います。
更年期の症状も改善します。
抗RANKL(ランクル)
モノクローナル抗体
骨吸収を抑えて骨密度を高くします。
骨折を予防する効果があります。
骨形成を促す薬 副甲状腺ホルモン製剤 骨形成を促して骨密度を高くします。
骨折を予防する効果があります。

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